その540 聴き覚え 2024.5.20

2024/05/20

 朝ドラの主題歌をときどき耳コピして
ピアノの楽譜に書いて弾くのだが、やりやすいのと難しいのがある。
「らんまん」の主題歌はメロディーが素直、伴奏もクラシカルでやりやすい。
「ブギウギ」や、「カムカムエブリバディ」のアルデバランは、
伴奏のつけ方が難しい。
特にブギウギはベタな和音をつけるととっても変。
ジャズなところなんでしょうね。
 
 今の「虎に翼」の主題歌、題名は「さよーならまたいつか」(米津玄師作曲)ですが、
メロディーはコピーできても、伴奏のリズムや音がよくわからんところがある。
ブギウギと同じで、ありきたりの左手ではとてもダサい。
今回はズルをして、お金を払ってダウンロードしました。
その楽譜を見ると小節の初めに8分音符の休符、
左手の伴奏でもう少し引っ張りたいところで、
次のメロディーが始まる、などなどクラシック畑からすると意表を突かれます。
拍子のウラを打つことに左手が慣れていないし、
リズムに遅れてゆったりしてはいけないのでした。
 
 この曲を楽譜とにらめっこしながら練習した後は、
プロコフィエフのとんがってる曲が素直に見えて、
リズム的にはチャンチャン進みます。
もちろん、左手から右手に渡る飛び飛びの音のメロディーや、
両手の調和しない音階のパッセージなどがあって、
上達には長い月日がかかりそうですが、難しさに違うところがあります。
 
 高知市の鷲尾山の頂上には、
直径約3メートル、コンクリートで周りを固めた円形のくぼ地があります。
小雨の中を登って来た若い男性4,5人が、このくぼ地を見て
「何やこれ」と言っていました。
聴音壕の跡で太平洋戦争の頃、兵士がここにいて、
はるか太平洋南方から来る米軍機の音を聴き分けていたのだ、
と教えてあげました。私も詳しくないけれど。
朝ドラ「エール」だったでしょうか。音楽家が兵士に音感を教え、
飛行機の音を聴き分けられるようにする場面があったと思います。
 
 さて、耳コピしたはずの曲をピアノで弾いて、ICレコーダーの録音と比べてみましょう。
おや、半音ずれてるやん。
聴き覚えの利用は平和目的に。