大ボシ山

2020/04/05  大ボシ山 (大豊町・香美市)  1431.7m

大ボシ山 マップ

地図に山の名前は載っていません。静かな山です。ごく稀ですが色んな動物に会えるかも。
高知市からR195で香美市(旧香北町)へ。美良布を過ぎて、轟の滝への表示に従います。
府内、永瀬発電所を過ぎ、バス停「清爪口」の先の「蕨野」に、吉井勇記念館を示す表示があります。
これに従って、R195号から左方向へ下ります。
物部川を対岸に渡り、「吉井勇記念館」と「轟の滝」の分岐が来れば、
「轟の滝」の方向へヘアピンカーブを曲がります。

 

分岐から約3.8Kmで左に轟の滝の茶店への分岐となります。
ここは右へ登る道を直進。
さらに進むと、道は高度を上げて、空が近いような感じになります。
耕作地に囲まれた三叉路があって、ここは、左手方向へ。
民有林から国有林へ変わる表示のあたりから少しで未舗装の道になります。
斜面の崩落が時々起こる山で、林道は通行止めとなることが時々あります。
そんな時は潔くあきらめましょう。
茶店の分岐から約5.5Kmで小さな橋「いののやま橋」(A)を渡ります。
橋からすぐにゲート(B)があって、ここから先、一般車両は通行できません。

 

Bから林道歩きとなって、送電線の下を3回通過します。
国有林の伐採前は森林の中の林道でしたが、
現在は太陽にもろに照らされる状況です。
林道は途中、分岐があり、「右、猪野々林道」、「左、柚ノ木林道」の表示があります(C)。
ここは左へ。
3回目に送電線をくぐった後、数十メートル進むと右側に
住友共電の標識とともに、登山口の表示があります(D)。
BからDまで30-40分ほど。

 

登山口から、かつては鉄塔巡視路をたどる道で、よく整備されていましたが、
伐採作業の影響で、最初の鉄塔までの道が付け替えられており、
ややきつい登りとなります。青いビニールひもで道の境界が示されています。
Dから約20分で最初の鉄塔No.20(E)。
順次、鉄塔が26番(K)まで出ます。
No.21(F)とNo.24(I)は少し横道にそれたところに鉄塔があります。
No.26の鉄塔(K)は弁当を広げるには最適の場所。
この辺りは巨木ではありませんがブナ林がすばらしいです。
山頂へはKから左に入ります。山頂まで約5分。
Dから頂上まで約2時間。

 

参考書:高知県の山(山と渓谷社) p58

写真左上は登山口。右上は26番鉄塔(D)の下から西・山頂方向。
写真左下は山頂。
右下は2013年4月、下山途中の林道で会ったカモシカ君。望遠で撮れなくて残念。