霧の森大福

2010/05/19

先週の日曜日、病院の職員と日帰りバス旅行に出かけた。
数年前から年に1-2回行っているが、見晴らしは最高に、
食事は楽しくおいしくという条件にかなう場所を見つけるのはなかなか難しい。
その上に私の好みでハイキングを必ず含むことにするから、なおさら条件は厳しくなる。

今回はこれまでで最も遠出をして愛媛県へ。
高速高知道の新宮インターで降りて、塩塚高原へ向かった。
参加者は女性が多く、小さな子どもの参加もあり、
歩く距離を極力短くするために、バスでできる限り塩塚峰頂上の近くまで行ってもらう。
4月に下見をしたときは普通乗用車で楽に走れた道だったが、
舗装が途切れると、バスの運転手さんは、
「雨上がりでタイヤが煮えこむと具合悪いですきに、」と
ここから歩いてくれコール。
10分だけ少しの急坂を歩く予定は、砂利道を30分ほど多く歩くこととなった。

バスを降りると子供たちはすぐに野原に広がり、
熟女たちは山菜に目をキラキラさせて隊列から遅れることはなはだしく、
一時はどうなる事かと思った。
しかし初夏のなだらかな山をウグイスの声を聴きながら歩くのは、とても気持ちが良かった。

参加者の目当ては、新緑の山歩きより昼食のバーベキューに強く、
しかし「本当の目的は霧の森大福にあり」という者が非常に多かった。
知る人ぞ知る、と言われる霧の森大福。
高速高知道の馬立パーキングエリアで、この大福が売っているらしいのだが、
買えるのは一人一箱までで、日曜は午前中早くに売り切れてしまうという話は聞いていた。
これが、霧の森という新宮インターから南へ少し入った所の施設で売っていて、という情報があり、
当初は旅行の帰りに寄る予定であった。
しかし当日の朝、バスの運転手さんの、
「そりゃあ、午後になったら買う物はなんちゃあないぞね。」
という話で急遽、往路で立ち寄ることとなった。

朝10時というのに、もう土産物ショップのレジには店の出口まで行列ができていて、
お一人様3箱まで、と書かれた札が貼ってある。
めざとく並んだ我らが一行の先発隊員たちであるが30分ほどはかかっただろうか。
四国内を出張する会社員などの間では、
土産に買ってきてほしいと頼まれるほどの人気なのだそうだ。

今回、私もおすそ分けをもらったが、冷やして食べるとなるほどうまい。
外側には抹茶をまぶしてある。
うすい大福餅の皮の中で、なめらかな餡と生クリームが甘さと脂肪のハーモニーを奏でる。
新宮付近は本来、お茶の産地として有名であるが、これほどの人気商品を持つとは、すごいことだ。

霧の森というだけあって、よく霧の出るこの地方だが、この日は絶好の天気であった。
カロリーの出入りを計算すると、ハイキングで消費したカロリーは300キロカロリー程度で、
バーベキューとビール、大福のデザートがそろったため、計算するまでもなく、
完全なカロリーオーバーの旅行となった。


コメント

皆で行くハイキングは下見が大事。
山歩き情報の塩塚峰で書いたコースを歩いて往復した後に、北へまわって車で今回のコースを見ておきました。
バスが途中までしか入れなかったのは計算外でしたが、これはこれで、楽しいハイキングのおまけになりました。